ドナーカード

きっかけがあると思い出すのに、つい忘れてしまっていた。

今日、ふと目についたので貰ってきた。

脳死状態になったときに、使えるものは使って貰おうとずっと前から考えていた。

どうせ死んだら火葬されるのだろうし。



夫と息子には、私になにかあったときは延命処置はしないようにと言ってある。

ドナーカードを所持しても、なにも異存はないはず。



ただ問題は、いざという時に、役に立つ臓器があるかどうかなんだよね、私の場合・・(-_-;)

８月

昨日も今日も私は出勤、夫は休み。

帰ってみると昨日は焼きそば、今日は出前のラーメンだった。

なんにしても仕事から帰って、すぐに台所に台所に立たなくてもいいというのはありがたい(^^)

その分、私の休み日には、夫は夕食のおかずを期待しているらしい。



今日から８月。

このところの暑さにうんざりしながらも、やがて来る季節に寂しさを感じる。

北海道の夏は短い・・。

遠い日の

仕事帰りのバスの中から、ぼんやりと外を見ていた。

保育園帰りらしい２，３歳の男の子と若い母親の姿がふいに遠い日の息子と自分に重なる。



外を歩くときは、あんな風に常に手をつないでいた時期だった。

でも仕事に追われていた私は、いつも後ろ姿しか見せていなかったのではなかったか？

親の身勝手でずいぶん寂しい思いをさせてしまった。

そんなことを気にかけながらもお互いに言葉に出せずに年月を過ごしている。



なんとなく息子の小さい頃の後姿に似ているような気がして、鼻の奥がつんとなった・・。

函館へ・・。

今月は連休がないため、日帰りで函館へ行ってきた。

私の用事なので、ひとりで車での日帰りはきついし、ＪＲにしようと思っていたら、

夫が、一万円くれたら自分が車に乗せて行ってやる。と言った。

妻の一大事にさえお金を要求する浅ましさと心の狭さに愕然とする。

それさえなければ、いいところもあるのね♪なんて思うところを。

いや、夫に愕然としている場合ではない。

そういう夫を選んでしまったのは、自分のせいだし、とりあえず諦めよう。



私の心はそれどころではない・・・。

「２１グラム」

仕事の帰りに映画を観ることになった。

眠ってしまうのではないかと思ったくらい、仕事でぐったり疲れていたが、

眠ってなどいられなかった。



とっても重いテーマだった。

過去か現在か未来なのか解らない場面が次々と変わり、

パズルをつなぎ合わせていくような展開。

次第に、誰もがつらすぎるものを抱えているのが解る。

途中、涙がボロボロと流れてしまった。

つらかった。



ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ、・・みんなすごい役者さんだ。

引き込まれました。

７月だから・・。

今日から７月。

勤め先の休日はシフト制となり、まずは今日が休みだったので念願の岩盤浴に行ってきた。

普段あまり汗をかかないのに、手の甲からも汗が流れ出てびっくり。

温泉のようなぐったり感が残らず、すっきりするのが快感。

いつも横目で通り過ぎていたお店のフルーツだらけのケーキも買った。

たまには贅沢もいいでしょ。

って、この間もケーキ食べたんだっけ・(^_^;)

引越しはしたいけど・・。

夫は早起きしてゴルフに出かけた。

その後、寝てても疲れがとれないような気がして、

寝るのをあきらめて運動不足解消も兼ねて、車で公園へと向かった。



途中、引越したいな〜、と思っていたマンションの部屋を見学に立ち寄る。

場所もいいし部屋も想像よりいいし、ここになんとか・・と思っていたら、

管理人さんが「実はすぐそこが消防署なんです。」って。

タイミングよく？救急車が出動。

う〜ん、かなりサイレンの音が聞こえる。

昼間ならまだしも、夜中なら目が覚めるかも。

引越し問題は、また振り出しか・・(-_-;)

湿気

長距離運転の疲れが残っているのか、仕事のプレッシャーなのか思考能力が停止している。



おまけに昨日からムシムシ、ジトジトと不快指数も高い。

ここは北海道、湿気には弱いんだから・・(-_-;)

逃げる女

実家のある町で、昔々、私がとっても若かった頃に、思いを寄せてくれていた人に会った。

数十年ぶりに会ったわけではない。

狭い町なので、帰省のときにたまに偶然に会うと挨拶程度の言葉はかわしていた。

なのに昨日は、顔が合った途端、私は視線をはずして、逃げたのだ。



後で、どうして逃げたのだろうと、自問自答する。

ま、一段と老けた自分を見られたくなかったのだろう。

どうでもいいような服装をしてたし。

だけど、大昔の知り合いにまで見栄をはってどうしようというのだろう？

乙女心・・いや、おばさん心は複雑なのだ。

糸

実家までは車で片道５時間。

しばらくみゆきの歌もゆっくり聴く時間がなかったので、５時間たっぷり

ひとりきりで浸る。



縦の糸はあなた　横の糸は私・・

織りなす布は　いつか誰かを

暖めうるかもしれない♪

と、みゆきは歌う。



私と夫の場合は、二人とも縦の糸、もしくは二人とも横の糸・・。

だから、いつまでたっても布にはならないんだな・・(-_-;)