コリン・ファースが出ているというだけで観に行ったのだけど、残念ながらあまり
面白くはなかった(-_-;)
コメディなのに面白くない・・・。
コリン・ファースに似合わない役だったし。
ファンとしては、もっと作品選んで出て欲しいです。
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「奇跡のリンゴ」
何年か前に原作となった本を読んでいたのと、映画の評判がよかったので観に行った。
絶対に不可能といわれていた無農薬のリンゴ栽培に挑んだ家族の話しで、
景色も美しく、安心して観れる俳優陣。
周囲では結構グスグスと涙している様子だった。
私は泣けなかったけれど、楽しく観れました。
農薬は無いに越したことはないけれど、農家さんはずーっと自然と闘い続けているの
ですね。
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土曜日は頭痛外来へ薬をもらいに行き、その後、美容室へ。
イメージチェンジをはかろうとしたのだけど、結局、いつもとあまり変わらず・・。
顔が変わるわけじゃないからね、仕方ないわ(-_-;)
美容室の後は映画を観る。
『マリーアントワネットに別れをつげて』
マリー・アントワネットの朗読係を務めた少女の視点から、フランス革命時の
ベルサイユ宮殿で繰り広げられていた歴史の裏側を描く。
1789年7月14日、バスティーユが陥落し、王妃マリー・アントワネットとその
寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も載った286人のギロチンリストが
ベルサイユに突きつけられる。王妃に心酔する朗読係の少女シズニーは、
それでも変わらぬ忠誠を誓うが、王妃からはポリニャック夫人の身代わりに
なるよう非情な命令を下される。<データベースより>
実際にベルサイユ宮殿で撮影されたということで、華やかなドレスなども目を
楽しませてくれた。
その裏での使用人たちの質素な部屋や暮らしぶりも織り込まれている。
マリー・アントワネット役のダイアン・クルーガーは、とてもきれいで高慢な
王妃役がはまり役だったと思う。
だけどストーリーの展開としては、まったく物足りない感じで終わってしまった。
疑問もたくさんあるし。
ちょっと期待しすぎたかな・・(-_-;)
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『ラ・ミゼラブル』、観てきました。
『ラ・ミゼラブル』
これも普通の物語として、前に映画かドラマで観ただけなので、
単純なストーリーだけは覚えているが、ミュージカル仕立ては初めてだ。
ラッセル・クロウさんも歌うんですねー。
ほかの舞台などでも歌っているのかしら?
時代背景も忘れていて知らな過ぎたけど、見応えありました。
革命を志した若者たちの姿が痛ましかったけれど。
個人的には、コゼットが預けれらていた宿の中の場面がちょっと長くて、早く
この場面が終わらないかなー、とは思いましたが(^_^;)
ファンテーヌ(アン・ハサウェイ)もエボニーヌ(サマンサ・バークス)もよかったけど
切なかったな。
それにしても、まさか泣くとは思わなかった・・・私が(T_T)
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来た。
ジェーン・エアを読んだのは小学校のときで、私が初めて読んだ小説ではないかと思う。
内容などはほとんど忘れてしまっていて、映画の予告を観たとき、奥さんを屋敷に
閉じ込めていたり、こんな深刻なお話だったのか?と思ったものだ。
DVDを再生しようとしたら、ちょうどWOWOWで「アンネの日記」が放映されていた。
これも大人になってから、こんなかわいそうな話だったのか、と理解できるようになり
映画は観る気もちにはならないでいたが、、厳しい状況の中、健気に夢を持ち続ける
少女が切ないながら可愛らしく、ついつい最後まで観てしまった。
その後「ジェーン・エア」を観終わったのは1時近くになっていたが、最後には報われ
たのでよかったよかった(笑)
やっぱり映画はハッピーエンドがよいです(^.^)
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昨日の12日公開された、「中島みゆき 歌旅 劇場版」。
2007年のライブ映像だが、DVDも発売されているので昨夜、「予習」を
してから観に行った。
劇場版では、DVDに収録されている舞台裏のドキュメント映像はカット
されていて、次々と歌うみゆき様が映しだされて、それはもう迫力満点だった
。
やっぱり泣けて、ハンカチなしでは観られません(T_T)
映画を観ていて、「やっぱり好きだな~」と、心の中でひとりごちていた。
ほんとに、同じ時代にいてくれてよかった(^^)
こんなにライブの劇場版がみごたえあるのだから、今度は「夜会」も劇場で
みせてくれるといいのだけど。
ヤマハさん、よろしくお願いしますm(__)m
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映画館の無料サービスが今月いっぱいだったので、時間がちょうどいい
という理由で、この映画になった。
ヒグマやニホンザル、イノシシ、キタキツネ、アザラシ、ニホンジカ
といった日本列島に生息する生き物たち。親子や家族で支え合って
生きる動物たちの姿を、動物や自然をテーマに撮影するカメラマン、
岩合光昭や中村征夫、嶋田忠らがとらえていく。
それぞれの動物たちを四季を通して追っていく映像は、いままで
テレビなどで目にしたことがないもの多くあり、興味深く観ること
ができた。
ナビゲーターは嵐の相場くんを含む4人のリレー方式で、どうやら
子供向けのようだ。
それにしても、本能といえばそれまでだけど、野生の動物の子離れの
潔さといったら・・。
その日から動物の子供たちは、孤独と闘うのか。
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『海炭市叙景』
監督:熊切和嘉
原作;佐藤泰志
出演:加瀬亮、小林薫 、南果歩 、谷村美月 、大森立嗣
上映時間:2時間32分
5度芥川賞候補に挙がりながら、41歳で自殺した作家・佐藤泰志の
遺作を映画化したオムニバス・ストーリー。北海道・函館をモデルに
した架空の地方都市を舞台に、さまざまな事情を抱えた人々が必死
に生きる姿を描く。
オール函館ロケ、エキストラは地元の人たち、キャストもオーディションで
素人さんも採用されたとのこと。
けして明るい映画だとは思ってなかったけれど、「なんて暗い映画・・」と
いうのが率直な感想だ。
函館がモデルの架空の街とのことだが、「函館」以外の地名はそのまま
使われていたり、映し出される情景に、ここはあの場所だ、と興味津々で
見ていたので2時間半が短く感じられた。
俳優さんも、この人は素人さんだとすぐわかり、言葉が演技ではなく素の
ままだ。
映画自体は、つっこみどころもかなりありつつも、キラリと光る場面が
あちこちにあり、評判がいい所以だろうか。
で、どうしてこんな(暗い)映画を作ったのかなー、と原作の小説をネット
注文してしまった。
絶望と希望・・って、どこに希望があるのだろう。
どこの街にでもある日常の風景なのはわかるけれど、なんだか逃げ場が
なくてつらい。
その土地にとどまる人、逃げ出す人がいるとしたら・・私は明らかに後者
だけど。
ふるさとは遠くにありて思うもの・・離れているから懐かしく思うこともできる。
街まで出るのが億劫になってしまい、結局、近くの映画館で「最後の
忠臣蔵」を観ることで話がまとまった(^_^;)
『最後の忠臣蔵』
製作:2010/日本
桜庭ななみ 、安田成美
池宮彰一郎の同名小説を、テレビドラマ「北の国から」シリーズの
演出を手掛けた杉田成道が映画化。赤穂浪士の吉良邸討ち入り
事件で大石内蔵助率いる四十六士が切腹して主君に殉じた中、
ひそかに生き残った二人の男の知られざる物語を描く。
出演が役所広司さん、佐藤浩市さんなのでそれなりに楽しめたけど
好きな俳優さんじゃなかったら、内容はそれほど引き込まれるものも
なかったような・・。
それにしても、「忠義」って、それほどまでにしなければいけないもの
なのだろうか、侍の「忠義」は、戦時中の天皇崇拝につながっているの
だろうか、なんて考えてたので、涙を誘う場面でも妙に覚めてしまって。
その中でかなり印象に残った映画。
「ラースと、その彼女」
製作:2007年 アメリカ
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティーマー、ポール・シュナイダー
アメリカ中西部の小さな町に暮らす心優しい若者ラース。そんなラースが
「彼女を紹介する」と兄夫婦のもとにやってくる。しかしラースが連れてきた
のは、ビアンカと名づけられた等身大のリアルドールだった。
同僚のKちゃんにずっと前に薦められていた。
「心温まるコメディ映画」だろうと思っていたのだけど、それだけではなかった。
人の心の痛み、優しさがしみじみと心に沁みる映画だった。
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「風の丘を越えて 西便制」
製作:1993年 韓国
監督:イム・グォンテク
出演:オ・ジョンヘ、キム・ミョンゴン、キム・ギュチル
父親に韓国の伝統演唱芸能パンソリを教え込まれ、旅を続ける女性と
その義弟を描く悲劇的なドラマ。
確かに悲劇的なドラマではあるが、もの悲しいパンソリのメロディと凛とした声。
そして美しい風景が心に残る。