もの思う
この数日間で観た映画数本の中で、同僚のSちゃんイチ押しの「木靴の樹」。
「木靴の樹」
製作:1978年 イタリア
監督:エルマンノ・オルミ
収録時間:179分
19世紀末の北イタリアに暮らす小作農民の4家族におこるさまざまな出来事を
自然採光のみで描く。
バティスティーの息子ミネクは神父に認められ、村で初めて6キロ離れた学校に
通うが木靴が壊れてしまう。
やむなくバティスティーは夜中に地主に禁じられている樹を伐ってしまった・・。
貧しいながらも愛情豊かな家族と、四季を通しての農作の様子を静かに映し出す。
子供の誕生、結婚、親子喧嘩、家畜の病気など、それぞれの家族の喜怒哀楽が
淡々と描かれている。
特に、子供を慈しむ姿に心打たれる。
それは両親や祖父であったり、孤児院の尼僧やその孤児院の子の里親になる
新婚の夫婦であったり。
だけど・・もう一度観たい映画かといえば、そうではない。
理由はネタばれなので・・
「木靴の樹」
製作:1978年 イタリア
監督:エルマンノ・オルミ
収録時間:179分
19世紀末の北イタリアに暮らす小作農民の4家族におこるさまざまな出来事を
自然採光のみで描く。
バティスティーの息子ミネクは神父に認められ、村で初めて6キロ離れた学校に
通うが木靴が壊れてしまう。
やむなくバティスティーは夜中に地主に禁じられている樹を伐ってしまった・・。
貧しいながらも愛情豊かな家族と、四季を通しての農作の様子を静かに映し出す。
子供の誕生、結婚、親子喧嘩、家畜の病気など、それぞれの家族の喜怒哀楽が
淡々と描かれている。
特に、子供を慈しむ姿に心打たれる。
それは両親や祖父であったり、孤児院の尼僧やその孤児院の子の里親になる
新婚の夫婦であったり。
だけど・・もう一度観たい映画かといえば、そうではない。
理由はネタばれなので・・
息子のために夜中に樹を伐り、木靴を作るバティスティーの姿にも心打たれた。
なのに、なぜたった一本の樹で村を追われることになるのか。
妻も神や家族を愛しながら、健気に暮らしているというのに。
誰にも見送られることもなく、村を出るバティスティーの一家はあまりにも
哀れである。
個人的に、どんなに懸命に生きていていても苦難ばかり、というラストは
いくら映画の出来がよくても、どうにもやりきれない。
なのに、なぜたった一本の樹で村を追われることになるのか。
妻も神や家族を愛しながら、健気に暮らしているというのに。
誰にも見送られることもなく、村を出るバティスティーの一家はあまりにも
哀れである。
個人的に、どんなに懸命に生きていていても苦難ばかり、というラストは
いくら映画の出来がよくても、どうにもやりきれない。
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