先週で仕事の契約期間が切れたので、無職の身となった。
再雇用になるかどうかは来月に入るまでまだわかないので、それまでは
自由な時間を有効に使わなくては。
と、いうことで今日はレディースディーだったのでひとりで映画を観てきた。
「恋するベーカリー」
原題:IT'S COMPLICATED
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:メリル・ストリーブ、スティーヴ・マーティン、アレック・ボールドウィン
製作:2009年 アメリカ
あらすじ
ベーカリーの経営者であり、3人の姉弟を女手一つで育て上げたジェーンには、
離婚した夫ジェイクがあった。ジェイクは若妻を貰い既に一人の息子をもうけて
いたが、ジェーンのことが忘れられず、しきりと彼女の元に訪ねて来るのだった。
そのジェーンはといえば、新しい家の設計を任せている建築家アダムの誠実さ
に心惹かれてはいたものの、ある日旅先で出会ったジェイクと夫婦当時の様な
錯覚に陥り、二度三度と過ちを重ねてしまった。子供たちの手前誤魔化しはした
ものの、ジェイクはすっかり本気になってしまい、ジェーンは選択を迫られる。
監督が「恋愛適齢期」のナンシー・マイヤーズというので、楽しい映画を期待して
行った。
確かに、大人のラブコメで面白い。
あまり深く考えないで観た方がいいかも。
メリル・ストリープはさすが、という演技で魅力的だった。
少しだけ後味の悪いものが残るけど、・・いや、ラブコメなんだから深く考えない
方がいいのだ、きっと。
ただ、楽しかったと思いたい^^;
そうそう、某サイトのこの映画のレビューで「老人の恋愛」という表現があって愕然・・。
そうですか・・、若い人からみたら「老人」なんですね^^;
そりゃ、若い人が観ても面白くないと思いますよ。
この映画の機微は理解できないでしょうね。
私が20歳くらいだったときだって、自分の親世代やそれ以上の年代の恋愛など
考えられなかったというか、考えたくないと思っていたような気がするし(笑)
でも、いいんですよ。
みんな年をとっていくのだから・・。
メリル・ストリーブは、それなりの年齢を感じさせる一面と、驚くほど美しく生き生き
した表情と、どちらも見せてくれた。
監督の意図なのだろうか。
美しさは真似できないとしても、もう年だから・・と嘆くのはやめたいものだ。
それと、この邦題はあまりにもセンスなさすぎでは?
ちなみに原題の「IT'S COMPLICATED」とは、やっかいな、難解な・・などと
いう意味らしいですが(-_-;)
定位置は洗面所。
一日の始まりと終わりに、ぼーっと歯磨きなどしながら星野氏の動物の
写真を眺めることができるから。
今月3月の写真は、シロフクロウがヒナを羽で抱くようにしながら餌を
与えている姿だ。
「星野道夫カレンダー2010」 ←山と渓谷社さんのサイトにリンクしてます。
このヒナを慈しむ表情としぐさの写真は写真展で見たときも心を奪われたが
なんと美しい光景なのだろう。
それなのにここ数日、親に虐待されて亡くなった子供のニュースが流れて
いる。
せっかく生まれた命を、何故親に奪われなくてはならないのか。
胸が痛む。
トウフツ湖の白鳥。
食パンの耳が100円で売られているので、餌やりができるのだが、
気の荒いカモメたちも加わってのパンの争奪合戦はそれはもう賑やか。
この日は、川湯温泉で一泊。
晴れていたので、摩周湖で星を観察するバスツアーに参加できると思っていたのに
夕方から曇りだして、星紀行は中止・・・残念(T_T)
翌日は曇り空。
とりあえず川湯周辺を一回りしてみる。
これは屈斜路湖の白鳥。
こちらもまた餌を求めて、白鳥が人に近付いてくる。
せっかくここまできたので、ついでに摩周湖。
この後、今回の最終目的の阿寒国際ツルセンターへ。
丹頂に与える餌のウグイを狙ってオジロワシなどがやってくるというので、餌やりの
時間に会わせて行ってみた。
予想通りに時間前からすでに立派なカメラが林立していたが、この日はお天気も
よくなかったせいか、ワシは登場せず。
・・・と、諦めたころにオジロワシが一羽、丹頂のウグイを奪い去った。
一瞬のことで、シャッターは押せず・・・。
油断しました(>_<)
白鳥も数羽、ちゃっかりと混じっていた。
今回、鳥を撮るということで、ほとんど使わない連写で撮ってみたのだが、PCに
取り込んでみるとこの通り、画質がとっても悪い。
痛恨のミス・・・(T_T)
教訓にします。
このツルセンターを後にして、最終の特急列車で釧路から帰るはずが、チリ地震の
津波警報の影響で乗るはずの特急も運休。
深夜バスも満席であきらめるしかないみたい。
夫も私も月曜日は休養のために有給休暇をとっていたので、ビジネスホテルに泊まり
翌日、ようやく帰宅した。
二泊になってしまったけど、急ぎ足の道東の旅はこうして終了。
幸い、日本の津波は予報よりも小さかったが、チリの被害は甚大だ。
一日も早い救助と救済をお祈りします。
今年は思いがけず、夫から道東へのお伺いがあった。
いつもは氷の塊を見て、何が面白いんだ、と言っていたのに。
どうやら夫はオオワシ目的のようだ。
道南に長く住んでいた私たちは、オオワシやオジロワシは動物園でしか
見ることがなかったが、この時期、道東に行けば運次第で見ることができるかも
知れないと思ったらしい。
で、この土日に決行。
一度、乗ってみたいと思っていたこの時期だけの「流氷特急オホーツクの風」で
網走に向けて出発。
網走に到着後、レンタカーを借りて、おーろらの乗船場に向かうと、今日は強風のため
「運休」。
ああ、そうですか。
二三日前にニュースで、流氷は遠くへ離れてしまったと知っていたので、それほど
ショックも受けなかった。
乗船券を購入してしまっていたので、来てみただけです。
払い戻しの手続きをしてもらって、網走湖へ向かった。
すると、5分も走らないうちに凍った湖の上に大きな鳥を発見。
思い切りズームしてみたけど、オオワシ?オジロワシ?区別がつかないけど、しばし
写真を撮りながら眺めていた。
その後、網走湖畔を一周するように車を走らせると、まったく違う場所に・・
遠目にも大きい図体、肩の白いライン、あなたこそオオワシですよね?
はじめまして♪
少し溶けた湖面で、じっと魚を待っている様子。
羽を広げるのを待っていたけど、残念ながら撮れなかった。
たとえ流氷がなくても、これでここまで来た目的達成ができたというもの(^^)
道東に住んでいる方たちは、日常の光景なのでしょうか?
道を走る車は止まることもなく、素通りでした^^;
これは女満別のメルヘンの丘の景色。
たしかに絵本に出てきそうな雰囲気です。
続きは後で・・・
今日はお昼近くにお友達のくろうささんとあぼさんとランチの約束を
していた。
場所は円山界隈・・ということで、私は早めに家を出て円山動物園に
向かった。
一昨年生まれたホッキョクグマの双子のツインズがもうじき他の動物園に
行くことになったとのこと。
行ってしまう前にひと目会いたかった。
・・・でも午前中の日差しを浴びて、親子三頭で気持ちよさそうにお昼寝中。
モコモコと身体をくっつけあって寝ている姿はほんとうにかわいい。
離れ離れになるのは事情があるのだけど、やはりかわいそう・・・(T_T)
その後、ランチをしたり北海道神宮へ参拝に行ったりと時間を過ごし、夕方、私と
くろうささんは小樽行きのバスに乗り込んだ。
小樽の冬のイベント「小樽雪あかりの路」は14日まで。
冷え込んではいたけど、風もそれほどなく水面に映る灯りがきれい♪
手宮線会場を歩いてみる。
手宮線は旧国鉄時代に開拓のために北海道で最初に敷かれ、1985年に廃線に
なったが、線路の一部がのこされている。
ひとつひとつ手作りされた雪玉やキャンドルが、暖かい色で迎えてくれるようで
とても好きなイベントだ。
円山動物園や小樽散策。
今日一日、私にしは歩きすぎというか遊びすぎでそれなりに疲労。
でも小旅行した気分で、充実した一日だったかも。
先週は連日、-10℃前後の気温だったので、プラス気温になると
たとえ吹雪こうとも暖かい♪と感じる^^;
よかった、これから少しずつ春に近付いていくのね、多分ね・・・。
大通まで用事があったので、帰りに雪まつりの様子を見ようとチラッと
地上に出てみた。
3丁目ではスノーボーダーのエアショー。
高さ24m全長65mのジャンプ台で、すぐ下で見上げているとすごい迫力です。
あと、雪像をひとつ。
「北の動物園」
この後は人も多いし時間もなかったので大通を後にした。
今日は映画「オーシャンズ」を観ようことになり、夫と待ち合わせをしていた
・・・が、夫が時間ギリギリになってようやく登場。
チケットカウンターに辿り着くと、最前列しか空いてないと
・・最前列はちょっとつらいので、今回はとりやめ。
ギリギリに来た後ろめたさなのか、夫がせっかくなので他の映画を・・・という
のだけど、アバターはもちろん完売。
結局、待たなくてもいいという理由だけで内容も何もわからないまま入ったのは
「抱擁のかけら」監督ペドロ・アルモドバル、出演ペネロペ・クルス
ペネロペ・クルスは相変わらず男を惑わす役柄です(笑)
でも、詳しくは語りませんが内容はあまり・・・(-_-;)
あ、私の個人的な感想ですけどね。
日中でもマイナス10℃だったらしい。
退社時間には日が長くなり、西の空はまだうっすらと明るさが残っている。
バス停で凍えながら反対側の空を見上げれば、特大のオリオン座にびっくり
さすが冬の星座!
・・・あれ?大きく見えるのは空気が澄んでいるから?季節のせい?
不勉強でよく分りませんが、最近は足元しか見てないので、たまに夜空を
見上げてみると思いがけないものが見つかるかも。
(歩きながらは危険なので、立ち止りましょう)
帰り途はピリピリと顔が痛くなるほど寒かったけれど、今日は星の輝きに
癒された。
節分に、星に願いを・・・してみる。
今日は一歩も外に出ずに、気になっていたところの片付けものをし、
手仕事をし・・・そうだ、夫がいるときは落ち着いて観られない、みゆき様の
「夜会」を観よう♪
と、いうことで 久々に夜会VOL.3「KAN-TAN(邯鄲)」を観る。
これは1991年に公演されている。
今の「夜会」はもちろん円熟された舞台なのだけど、この頃は舞台装置も
派手ではないが、演出も分り易いし歌も聴き応えがあり、やはり素晴らしい。
みゆき様は表現したいことが、どれほど詰まっているのだろうか。
この「KAN-TAN(邯鄲)」の中に「殺してしまおう」という、物騒な歌が入って
いる。
この歌詞を全部紹介したいところだけど、そんなこともできないので・・
・・・待って待って待って忘れられた
あたしの立場はどうなるの
待つんじゃなかった
待つだけ損した・・・
老婆の姿で怒りながら唄うみゆき様は迫力たっぷり。
・・・そしてなぜか泣けます(T_T)
心は裏腹ということかしら・・。