もの思う
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朝方は曇りがかっていた空に少しずつ青空が広がってきたので「滝野すずらん丘陵公園」
青いケシを見に行くことにした。

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「ヒマラヤの青いケシ」(別名:メコノプシス)は気温が30度以上になると
枯死してしまい、育てるのが難しいとのこと。
繊細な色と佇まいが好きで毎年見に行っているが、今年は時期が遅かったのか
花のつきが例年より悪かったのか花が少なかった。

当然のことながらすずらんも終わりかけで早々に引き上げることにし、
渓流エリアに寄っていこうと思ったのだが、こちらも駐車場が満車であきらめる。

帰りに陶器市に寄ったり買い物をしてきたが、なんだか頭痛がし始める。
こんなにお天気がいいというのに・・。

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

最近、サイトの整理をし始めている。
私の場合、発信できる情報などあまりないのにBlogは無意味だと思える。
ここはせっかくなので、細々と続けさせて貰うことにするけれどm(__)m
ようやく休み。そして久しぶりに青空が広がった。

今日はおとなしく家にいると決め込み、掃除・洗濯・片付けとやろうと思えば
いくらでも仕事がある。
たいてい持続力が途切れて、長い休憩にはいるのだけど。

登紀子さんのCDを聴きながらの家事というのはしっくりこない。
夜、お酒でも飲みながら(飲めないけど)・・というのが理想。
先日のコンサートで、登紀子さんは「いくつのときもいい時代だったけど、
だからと言って今、20歳に戻りたいとは思わない。今が一番いいから。」と話していた。

帰宅してから夫が、彼女はずっといい人生を過ごしてきたからそう言えるんだろう、と言った。
そうかも知れないけど、私も若い頃に戻りたいとは思わない、という言葉に夫は首を傾げる。

私は常々、人生やり直したところで、たいした変わりはないと思っている。
自分自身が変われないのだから。
似たような人生をもう一度繰り返すなど真っ平だ。
年をとって姿かたちは変わってしまったが、容姿と引き換えに少しは大人になったと思っている。
今がいちばんいい。

・・いや、できることなら、子育てに関してだけはもう一度やり直しをしたい。
加藤登紀子さんのコンサートへ行ってきた。

「聞かせてよ愛の言葉を」と題したコンサートは、今年5月にリリースされた
自らの日本語詞による新録音シャンソンアルバム

「シャントゥーズ TOKIKO 〜仏蘭西情歌〜」
収録の曲を多く歌った。

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会場はコンサートホールKitara。
もう20年近く前になるが、加藤登紀子さんのコンサートへ行ったことがある。
そのときも、登紀子さんの人柄が出て、とても心地よく印象深いコンサートだったので、
今回は初めて行くkitaraにも登紀子さんの歌声にも期待が大きかった。
登紀子さんの声は年を重ねた分、深みが増して心に響く。
「美しき5月のパリ」は初めて聴く曲だったが、歌い始めとともに涙が止まらなくなる。
そしてチケット購入を即決させた「暗い日曜日」など・・。

実際、観客の年齢層は高かったのだが、まさに大人のコンサートだ。
心が豊かになる時間を持てたことに満足している。
実家へ行ってきた。

今回はいろいろと用事もあって夫と一緒だったのだが
運転は楽だったものの、時間が自由にならず少しストレス・・。

今回の帰省でふと思い出した「ワイルド・スワン」。
この本の中で、中国の家族や親類の絆の深さをずい分と感じていた。
しかし今の私は、煩わしさから少しでも遠のきたいという気持ちがあることを否めない。
私にとって自分を犠牲にしていいのは自分の子供くらいのもので、
あとは・・保身が優先してしまう。

今回の帰省は欺瞞だらけで自己嫌悪。

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「間宮兄弟」が観たかった。

この手の映画はあまり観ないのだが、中島みゆきが兄弟の母親役で出ているので
とりあえず観ておきたかった。
ま、歌を歌うわけでもないので、レンタル待ちでもいいか・・と迷いながら
とりあえず夫と映画館へ。

夫と行くと「夫婦50割」で一人1,000円で映画が観れるのだ。
さすがに「間宮兄弟」は却下される・・^^;

ということで、「ポセイドン」を観ることにした。
最近のパニック映画は派手になる一方。
「オペラ座の怪人」のエミー・ロッサムが出ているがなんだかな・・(ーー;)
ストーリー性が何も無く、派手さ激しさが先にたつ。
タイタニック(1997)の情感や映像の美しさと比べるのは無理があるとしても
もう少しなんとかならなかったのか・・と不満ばかり残る。
ちなみに夫は「飽きなくてそれなりに面白かった。」とのこと。

それでいいのか・・(ーー;)
一日を終えるのがやっとの生活も金曜日をを迎えると、
一週間がなんて早いのかと驚く。

お天気がよくないまま札幌はYOSAKOIソーラン祭りが始まった。
踊り子さんたちは、まるで雨に挑むように踊っている。
私はひそかに「平岸天神」のファンである。
去年までは、「平岸天神」の大通りの時間に合わせて観に行っていた。
色とりどりの華やかな法被が好き。

最近、賞狙いのチームが増えて来たが、それ以外のチームにしても一生懸命、
楽しそうに踊っているとそれだけで観ていて気持ちがいい。

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去年の「平岸天神」
「ふぉん・しいほるとの娘」(上・下)吉村昭著 を読み終える。
吉村昭氏の小説の中では長編である。

幕末の長崎。
稲はオランダ商館の軍医として来日したフォン・シーボルトと
遊女・其扇の間に生まれる。
シーボルトは日本で西洋医学を教えながら、日本の情勢を探り
やがて国外追放となってしまう。

残された稲は逆境の立ち向かいながら日本で初めての女医となる。
鎖国時代の江戸末期から維新にかけての激動の時代が背景にある。

崇高でさえある稲の生涯だが、なにかもの哀しさが残る。
今週は雨やぐずついたお天気が多かったが、今日からようやく回復。

平取町のスズラン群生地を見に行こうと思ってたが、諸事情のためやむなく中止。
その代わりに小樽にパンを買いに行くことにした。

先日、Tさんに教えて貰った「AiguesVives・エグヴィヴ」さん。
忍路(オショロ)の海の見える高台にあるこのお店は、知る人ぞ知る穴場らしい。

数種類のパンを買い込む。
薪を燃やして石窯で焼くという手間のかかっているパンは外側がしっかりしていて、
生地は弾力があり味わい深い。
買ってすぐに、車の中で食べたクロワッサンは今まで食べたクロワッサンとは確かに違う(^^)v


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小樽方面へ行ったときはまた寄りたい店だ。

帰りには祝津の青塚食堂さんでお昼ご飯。
夫はニシン焼き定食。
店の前で串焼きしている30センチはあるニシンはボリューム満点。
・・で、私はといえばウニ丼
外食の場合、必ずといっていいほどご飯を少し残すか、夫に分けるのに今日は完食。
そして帰宅してからはふたりで黙々と毛蟹三昧。

美味しい休日・・というより、飽食の休日・・・(ーー;)
感情表現が苦手である。
昔から女の子特有のキャーキャーと騒ぐこともあまりなく大人になり、
今に至っている。

若い時はまだよかった。
どこか冷めているような娘もどこにでもいたから。
ただ、この年になって「笑う」ということの大切さがわかってきたのだ。
もちろん全く笑わないのではない。
普通に会話もするし、楽しいときは笑うのだが、
可笑しくてしょうがないとか、声を出して笑うことができないのだ。

例えば、夫に付き合って綾小路きみまろの漫談を聞きに行ったとき。
面白いとは思っても、アハハと笑うほどでもなく、( ̄ー ̄)ニヤリッ・・という
程度で終わってしまう。
何かにつけてそうなのだ。
面白いと感じる度合いが人よりも少ないのだろうか?

以前の職場にも私と似たような人がいて、たいしたことでもないのに
大騒ぎをして笑い合うおば様たちを見ながら、
「あんな風に笑えてうらやましいね」と話したものだ。

「笑う」ということは細胞を活性化させ、免疫力を高める効果も
実証されているらしい。
しかも顔の表情筋をつくり、美容にもいいのはよくわかる。
「おとなしい」とか「クール」は、けして美徳ではないと気づく。
しかし鏡を見て後悔したところで、どうすることもできない。

私にとって、心から楽しいと感じ、本気で笑うということは至難の技だ。

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昨日の日中のお天気が一転、昨夜から雨と風が強い。
夫ふたりで観に行こうと決めていた映画、「明日の記憶」を観てきた。
さすがに同年代の観客が多い。

この映画は働き盛りのサラリーマンが若年性アルツハイマーになってしまう。
そんな夫を支える妻とのドラマだ。

泣かせるのを目的に作られた映画ではないのに、涙が止まらなかった。
けしてかわいそうだからではない。
自分や夫がそうなったら・・と、容易に自分たちを重ねられる場面が多いのだ。

自分が今までの自分ではなくなる恐怖と絶望。
受け入れられるだろうか。

今回、内容に興味があっても、主演が渡辺謙、樋口可南子でなければ、
私は映画館まで観に行かなかったと思う。
キャストの効果は大きい。
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