もの思う
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「ふぉん・しいほるとの娘」(上・下)吉村昭著 を読み終える。
吉村昭氏の小説の中では長編である。

幕末の長崎。
稲はオランダ商館の軍医として来日したフォン・シーボルトと
遊女・其扇の間に生まれる。
シーボルトは日本で西洋医学を教えながら、日本の情勢を探り
やがて国外追放となってしまう。

残された稲は逆境の立ち向かいながら日本で初めての女医となる。
鎖国時代の江戸末期から維新にかけての激動の時代が背景にある。

崇高でさえある稲の生涯だが、なにかもの哀しさが残る。
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