もの思う
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この数日、気温が高いのでシーツやケット類をせっせとお洗濯。
あとはひたすらの引きこもり。

今日は宮尾登美子の「天璋院篤姫」を読み終えた。
この本は何年も前に一度読んでいるのだが、この間、「竜馬がゆく」を読んで、
篤姫も時代が重なるし、めずらしくNHK大河ドラマの「篤姫」も観ているので
読み返してみた。

で、大河ドラマは必ずしも原作に忠実ではないとわかった(笑)

当時の女性についての詳しい資料が極めて少ないようで、あとは少ない資料に
基づいての脚色しかないらしい。
和宮にしても、替え玉説もあったという。
(有吉佐和子氏の「和宮様御留」は替え玉説を小説にしている)

歴史ものは面白いと思う・・・が、自分の頭の中でなかなか時代と人物が繋がらないのが
悩みの種である。
結局、何度も読み返すしかないのか・・・(ーー;)



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羊毛でりんご・・・^^;
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「女性の品格」
著:坂東眞理子
PHP出版社 2006年10月

敬遠していた本だがベストセラーということもあり読んでみたが
かねてから、こうできたらいいのに、こんな風に生きていきたい・・と
思ってたことがいくつも書かれている。

「礼状が書ける」、「約束をきちんと守る」、「型どおりの挨拶ができる」、
「姿勢を正しく保つ」、「贅肉をつけない」、「得意料理をもつ」など等。
けして押し付けるような言葉を使ってないので、素直に納得しながら読む
ことができた。

あたり前のことと知りながらも実行に移せないものだ。
時々は自分を振り返るのも必要だと思う。
そしてこれからどんな風に生きたらいいのかと悩むことが多くなる、30代くらいの
女性にお薦めしたい。

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「神々の山嶺」(上・下巻)
著:夢枕獏 
集英社文庫

「神々の山嶺」を読んだ。
これはくろうささんもblogに載せてた本だ。

伝説の男と言われる羽生丈二が、エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。
そしてその羽生丈二を追うカメラマンの深町誠。

久々にドキドキしながら本を読んだ。
冬山の描写に身体は凍え、自己との葛藤では息苦しさを覚えながら、一気に読み終えた。
当然、テレビなどでしかみたことのないエベレストをじかに見上げている気分にさせてもらえた。

夢枕氏のあとがきには「どうだ、まいったか!」。
本編からあとがきまで痛快である。

この週末は、これといった予定がないので、読書三昧しようと思っていた。
が、現実は予定通りに行かないものだ。
で結局、ちゃんと読んだのはこれだけだ^^;

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著者:とりのなん子
出版社:講談社
サイズ:コミック
発行年月日:2007年10月

2、3巻をお借りして読んだらはまってしまい、4巻揃えてしまった。
エサ台で繰り広げられる鳥たちのドラマ(?)と東北に住む作者の生活や
自然がとても親しみやすく描かれている。

********************************************************
以前、途中までしか観られなかったので借りなおして観た。

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「日蔭のふたり」
制作:1996年 イギリス
出演:クリストファー・エクルストン/ケイト・ウィンスレット
監督:マイケル・ウィンターボトム
脚本:ホセイン・アミニ
音楽:エイドリアン・ジョンストン
原作:トマス・ハーディ「日蔭者ヂュード」

舞台は19世紀の英国、いとこ同士の悲恋。
・・・悲恋というより、全般的に悲惨だ。
ふたりともひたむきのようでいながら綻びがみえ、不安が続く。
案の定、最悪の事態になり観ていて気が滅入る。

タイタニックの印象が濃かったケイト・ウィンスレットだが、どうもミスキャストでは・・
と思えた。
私なりに駄作だとかは思わないが、けしてまた観たいとは思えない作品だ。

本を買った。

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吉村昭の「ひとり旅」、「島抜け」


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絵本。
「100万回生きたねこ」佐野洋子は私用。
「はじめてのおつかい」筒井 頼子 、林 明子はプレゼント用。



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そして、ダ・ヴィンチ
この10月号の「中島みゆき特集」のために本屋さんへ通い、買う予定のない
本を衝動買いしてしまったのだ。
中島みゆきのインタビューや糸井さんとの対談はみゆき様の言葉が聴こえてきそうだ。
寝る前にまた読み直そうっと♪

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「北海道夏山ガイド 表大雪の山々」
著:
梅沢 俊菅原 靖彦

表大雪の夏山ガイドに引き続き、こんな本も買ってしまった。

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「ステップアップ登山 目指せトムラウシ藻岩山から始める」
著:宮下岳夫

この本を買ったのは冬のこと。
夏までにイメージトレーニングを・・・と思っていた。
だからといって、なにもトムラウシを目指そうなんて大それたことを
考えているわけではない。
目標は、「トムラウシが見えるところまで行く。」こと^^;
それも今の私は難しそうだ。
なんたって脚を使ったトレーニングをしてないものね。

とりあえずチングルマの群生を見れたらそれで満足しそうだ。
もちろん植物園ではなく、ちゃんと山でね。

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たかはし みき:著
税込価格 : ¥998 (本体 : ¥950)
出版 : ソニー・マガジンズ
サイズ : A5判 / 93p
ISBN : 4-7897-1974-X
発行年月 : 2003.1
利用対象 : 一般

駅前書店で衝動買い。
「こげぱん」がなんなのかもわからなかったのだが、このキャラはともかく、
きれいな色遣いの絵とかわいい文字に惹かれた。
著者の北海道珍道中が面白く描かれている。

「こげぱん」だけに、パンネタが多いのも楽しい。
地元では当たり前の光景が、著者さんには不思議なことらしい^^;
たとえば、どこのパン屋さんにも「豆パン」が普通にあるとか、ちくわパンのような
惣菜パンは別々でもいいのでは・・?とか。

マンガのような、絵本のような、ガイドブックのような・・・?
よくわからないけど和むので○。
結構、前に出版された本なので、続編があるといいのに。


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「歳月」
著:茨木のり子
税込価格 : ¥1,995 (本体 : ¥1,900)
出版 : 花神社
サイズ : A5判 / 135p
ISBN : 4-7602-1867-X
発行年月 : 2007.2


茨木とし子さんの遺稿詩集「歳月」をお借りして読んでみた。
最愛の夫を亡くしてからの31年間に書き溜めた、39篇の詩が載せられている。
どれも亡き夫への想いが込められている。

茨木さんの鋭い感性がこの詩集の中では痛々しい。
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「長英逃亡」 著:吉村昭

天保10年(1839年)、蛮社の獄が勃発。
シーボルトの弟子であり、蘭学者として類まれな才能をもつ高野長英も
幕政批判のかどで捕らえられるが、入牢後5年で獄舎に放火させ脱獄する。

その後6年にも及ぶ逃避行を時代背景とともに克明に描かれている。
綿密な調査を基にその隙間は作者の推理で埋められている。
記録小説でありながら緊迫感が続き、読み終えたときには鳥肌が立つほど
遣り切れなさを覚えた。

時代の渦に巻き込まれ、波乱の生涯を生きた人たちがどれほどいたのだろう。
今日は検診の日。

悪い予感はしてたが、持病の数値がほんの少し悪化していた。
予防としてはストレスを無くして、規則正しい食生活をすればいいらしいが、
ストレスのない生活ほど難しいものはないような気がする。

で、次は検査は2ヶ月後。
先生はにっこり笑って、「悪化するか正常値に戻せるかお手並み拝見と
いきましょう♪」って。

センセイ・・、お手並みと云ったって・・・(T_T)

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

予定よりも病院が早く終わったので、気分転換に北海道立近代美術館へ
パウル・クレー展
を見に行く。

クレーについては知識が乏しかったし、抽象的であまり好みではなかったが
クレーファンであるお友達のあぼさんの影響もありちょっと興味が沸いた。

さっぱりわからない作品もあったが、不思議な色遣いの独特の世界にしばし浸る。

販売されていた関連グッズの中に「クレーの天使」を見つけて衝動買い。

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「クレーの天使」の絵に谷川俊太郎さんが詩をつけている。
谷川さんの詩のためにクレーが天使の絵を描いたのではないかと錯覚するくらい
詩も絵も素敵で、思いがけない宝ものを見つけた気分にさせる絵本だ。



「パウル・クレー 創造の物語」
北海道立近代美術館にて(2006.8.29〜2006.10.9)
間もなく終了
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