もの思う
「長英逃亡」 著:吉村昭
天保10年(1839年)、蛮社の獄が勃発。
シーボルトの弟子であり、蘭学者として類まれな才能をもつ高野長英も
幕政批判のかどで捕らえられるが、入牢後5年で獄舎に放火させ脱獄する。
その後6年にも及ぶ逃避行を時代背景とともに克明に描かれている。
綿密な調査を基にその隙間は作者の推理で埋められている。
記録小説でありながら緊迫感が続き、読み終えたときには鳥肌が立つほど
遣り切れなさを覚えた。
時代の渦に巻き込まれ、波乱の生涯を生きた人たちがどれほどいたのだろう。
天保10年(1839年)、蛮社の獄が勃発。
シーボルトの弟子であり、蘭学者として類まれな才能をもつ高野長英も
幕政批判のかどで捕らえられるが、入牢後5年で獄舎に放火させ脱獄する。
その後6年にも及ぶ逃避行を時代背景とともに克明に描かれている。
綿密な調査を基にその隙間は作者の推理で埋められている。
記録小説でありながら緊迫感が続き、読み終えたときには鳥肌が立つほど
遣り切れなさを覚えた。
時代の渦に巻き込まれ、波乱の生涯を生きた人たちがどれほどいたのだろう。
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