もの思う
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今日はひっそりと誕生日。

今朝から息子や娘から、お祝いメールが入り、それだけでもう十分
満足、幸せですから。

夫は出張中、私は残業だったのでひとりで簡単に夕食を済ませ
もう就寝準備中。
寝不足は仕事に支障をきたすので、体力温存は寝るに限る。


今日は元キャンディーズの田中好子さんの告別式だったんですね。
訃報が流れた日には、いろいろ考えてなかなか眠れなかった。
スーちゃんでも亡くなってしまうのか・・って。

キャンディーズ全盛期のころは、元気で華やかでかわいいお姉さんたち
だなって思いつつテレビ観ていた。(私より年上でしたからね)

災害や事故で突然に命を奪われるのも、じわじわと病に侵されるのも
やりきれない。
生きている以上、いずれ死は訪れるのだけれど甘受できる日はくるの
だろうか。

なんて、あたまで考えても仕方がない。
命のあるうちは前向きに暮らしていかなければ。

ますます、たくましくしたたかな大人の女性(=おばさん?)を目指します(^^)


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仕事が始まり2週間。
なんだかもっと長く感じるのだけど

それにしても、もう4月も後半だというのにいつまでも寒い。
気が付けばマガンの渡る季節。
ロシアに帰るマガンが中継地の宮島沼に、すでに7万羽も集まっている
という。

だけどせっかくの休日なのに一昨日から雨。
今日の夕方もぱっと晴れはしなかったけど、思い切って行ってみた。

風は冷たくお天気が悪かったが、そのせいか、いつもよりもみんな(マガンが)
まとまって帰ってきたので、それはそれで見応えがあった。

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動画を切り取ったのでボケボケだけど・・・(^_^;)

マガンが頭上を飛ぶときに聴こえる、ビュンビュンという羽の音に強靭さを感じる。
(ほんとはビュンビュンではなく、電子音のような音が表現できない)
生きるための力。

生きることが切ないなんて・・そんなことを思う気持ちを戒めなければ。


「私を離さないで」
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監督:マーク・ロマネク
原作:カズオ・イシグロ
出演:キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイ
     シャーロット・ランブリング
製作:2010年 イギリス/アメリカ
上映時間:105分

外界から隔絶された寄宿学校ヘールシャムで、幼いころから共に
日々を過ごしてきたキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・
ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。普通の人とは違う
“特別な存在”として生を受けたキャシーたちは、18歳のときにヘール
シャムを出て、農場のコテージで共同生活を始める。

映画「わたしを離さないで」を観てきた。
抒情的な美しい風景の静かな映画だったので、つい現実のことなのでは
ないかと錯覚してしまう。

しかし若者たちに課せられた運命はあまりにも残酷で、重い気持ちで
観終わった。

映像や構成、キャストなどはよかったのだが、SFというのはわかって
いても、どうしてもいい映画だったとは思うことができない。

久しぶりの円山動物園。
お目当ては、4月1日に来園者に公開されホッキョクグマの赤ちゃん。

同行者のくろうささんとともに「世界の熊館」に向かうがシロクマ親子は
お昼寝中。
他の動物を見ながら、何度か確認しに行くもやっぱりお昼寝中・・。
ま、昨年12月に生まれたばかりの赤ちゃんなのでね。

そして、私たちの帰り際にようやく動き出してくれた。
ちょこちょことぬいぐるみが動いているようにかわいい♪

シロクマ・ベビーが動くとギャラリーもぞろぞろと見える位置に移動。
このときばかりは、みんなベビーの一挙一動に注目している。
こんな時間もあっていいよね。

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あ、これはお隣のキャンディ(ですよね?) ぺったりと腹這いになりくつろぎ中


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シンリンオオカミのジェイとキナコ 向こう側が息子のルーク
ジェイはオオカミとは思えないほど優しい目をしていて美形です


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シロクジャク 真っ白で気品があります


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レッサーパンダの子供はもう大きくなって、どれが親だか子供だか判別できません
でした(^_^;)


動物園の動物を見るたびに、限られた環境の中で暮らすことを強いられ、空を
飛びたいだろう、草原を思い切り駆けたいだろうなどと思いかわいそうにも思える。
けれどその反面、中にはのんびりとした表情の動物もいて、少なからずほっとする。
人間の勝手ではあるけれど、私たちを楽しませてくれることを感謝したい。

何回も行けないのだけど、また年間パスポートを作ってしまった。
この日はすごーく寒かったので、もう少し暖かくなったらまた会いにいかなければ。


一昨日の雪がうそのように、ようやく春らしい陽気になった。

午前中は買いもの、午後からは鉢植えの植え替えをしたり、
片付けものをしているうちに夕方になってしまった。


晴れ渡った空では、今日も大きな夕日が見る見る沈んでいった。
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そして夕暮れには、まるで爪痕のような細い細い月が浮かんでいた。

夕食の支度の手を止めて、写真を撮って取り込んでいたらお友達の
まりりんさんからメールがはいる。
「今日の月もいいね♪」って。


離れていても同じ月を見ていると思うと、なんだか近くに感じる。


たくさんの人が同じ月を見ていると思うと、ひとりじゃない、と思える。

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仕事のない間に、羊毛ものを作りだめしようと思っていたのに、
なにもする気が起きないまま日にちが過ぎ・・とりあえず頼まれて
いたものだけでもと、先月のうちに小銭入れとポーチを作った。

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定番?の、がま口小銭入れと、


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色指定(オレンジ)、サイズ指定(15センチ×19センチ)のポーチ。
サイズ、ギリギリに縮んでしまったので、予備に二個作ってみました(^_^;)

バラ好きの方からなので、一応バラ模様のつもりなんですけど。


で、今気が付いたのだけど、ファスナーの引手の位地が左右逆かも
・・・・・・両面、同じ模様にするわ(^_^;)




ずっと前に手首にできたガングリオン(良性の腫瘍)のことを書いたことが
あるのだが、なにやら少しずつ成長している模様・・。

「取ってあげますよ」、という整形外科の先生に会えたので、この仕事が
切れている間に手術してもらった。

手術日の一昨日、「何かあったときのために」と、血管確保のための点滴
をされ、抗生物質の注射をされ、麻酔は左腕全部、腕のつけ根の圧迫・・
「何かあったときのために」の何かって??
ほんの小さな手術のつもりでいたんだけど、なんかものものしい(ーー;)

で、20分くらいと言われていたのに、結局、正味一時間もかかってようやく
終了。
その間、じっと天井を見ていた。

今だに手の腫れはあるけれど、この程度の傷はあと数日たてば治るし
予定も立つ。



心配なのは心に計り知れない大きな傷を負った方たち、そして子供たち。

たとえ傷が癒えることがなくても、せめて日々の生活ができるようになって
欲しいと祈る。

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3月31日 融けそうな大きな夕日が雲に沈む


ここ最近、読んだ本。
「ファントム」上・下巻(スーザン・ケイ)、「老いの才覚」(曽野綾子)、
「三陸海岸大津波」(吉村昭)、「星の王子様」(サン=テグジュベリ)
と、まったく一貫性がない。


その中で、「三陸海岸大津波」は、吉村ファンの私が何年か前に読んで
いたのだが、この震災のあと開いてみた。
前回読んだときは、過去の記録として読んでいたのだが、今回はさすがに
読み進めることができなくて、少し読んではページを閉じ、また気を取り直して
開き・・を繰り返した。

吉村氏の記録小説は現地調査、関係者のインタビューと膨大な資料収集
からなることは知られているが、この本は特に、記録部分が多いと感じて
いた。
吉村氏が明治29年の津波を経験した人に話しを聞いた時点で、50メートル
にも及ぶ津波がきていたのではないかと思われる記述がある。

それなら今回の地震による津波はけして想定外ではない。

それでも、この土地の人たちはここに住むことを選び、自然と闘いながら
生きてきたのだろう。



でも原発は何故この近くに?

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自宅に戻る日、母はあれこれと荷造りをしている。

例のごとく、札幌で一人暮らしをしている私の息子へとお米やら
カップ麺やらを詰め込み、頂きものの商品券までしのばせている。
カップ麺も、自分の非常食として買っておいたものらしいのに。

実家を後にしてから、娘とその子供たちとラッキーピエロで
待ち合わせをしていたので軽くランチしながら話しをした。
久々に会ったのだけど、4歳と8歳の孫たちのうるさいことといった
ら・・・。
この年頃の子供ってこんなにうるさかったっけ??
自分の子供なら叱りつけるところだけど、そんなこともできず(ーー;)
まぁ、元気でなにより。と思うことにしよう。
会ったときと同じく、盛大に見送られて出発する。


帰りは高速に乗り、走ってきたが、ところどころで吹雪。
さすがに道路に積もるほどではないけれど、2011-3-26-1.jpg
途中のSAでは今だ雪景色で、ふわふわの雪が綺麗だ。

今回はひとりで帰省したので、みゆき様の歌はかけ放題。
でも、「永久欠番」や「誕生」で、被災された方たちのことが思い出されて
涙が止まらなくなる。

Remember 生まれたこと
Remember 出逢ったこと
Remember 一緒に生きてたこと
そして覚えていること
<「誕生」 by 中島みゆき>

自分はなんて無力なんだろう・・・。



母を乗せて買い物行ったりした後、干潮で磯が出ていたので、久々に
浜に降りてみた。

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小学生くらいまでは磯が出ると、よく長靴を履いて磯ギリギリまで行ってツブ貝
やら蟹やら採ったものだ。
ウミウシとヒトデは嫌いだけど・・・(^_^;)

磯にカモメはふつうの光景。
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でも、この日は白鳥がいた。磯に白鳥は珍しいかも。
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この白鳥カップルは北へ帰らないのかな。

雪がちらつく中、この穏やかな光景の海が続く被災地を思い、複雑な思いで
しばらく眺めていた。


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