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「夜の傾斜」(船山馨:著) を読み終えた。



船山氏の「石狩平野」「続石狩平野」「蘆火野」は北海道の開拓時代を

たくましく生き抜く女性の姿を書き、感動とともに読み終えていた。



その船山氏の作品だというので知人から借りて読んだ。



お嬢様育ちの女性が父親の自殺の原因となった総会屋の男に

復習を決心するというストーリーであるが、生きることがどれほど大変な

ことだったかを思い知らされた「石狩平野」などとは異なり、残念ながら

心に残るものが何もなかった。



「夜の傾斜」は1962年に映画化されている。





ちなみに「蘆火野」は函館市にある老舗洋食店「五島軒」がモデルになっており、

幕末の函館で、フランス料理のコックをめざす青年・河井準之助と、妻おゆきの

半生を描いた小説である。



小説内で準之助がおゆきにいつか函館で店をもつ夢を語る。

「お前とおいらの店だから、雪に河と書いてせっかと読ませる。雪河亭てえんだ」



この後、五島軒本店のレストランは「雪河亭」(せっかてい)と名づけられ、

メモリアルホール「蘆火野」もある。





私は、ここ「五島軒」のケーキとカレーが好みです。

昔よく食べた懐かしの「ライスグラタン」はまだあるのだろうか・・。














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