もの思う
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映画「おくりびと」を観て来た。

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監督: 滝田洋二郎
脚本: 小山薫堂
出演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、笹野高史
製作:2008年/日本/2時間10分
配給:松竹
東京で職を失ったチェロ奏者が、故郷の山形で遺体を棺に納める「納棺師」という
職業に就き、様々な死と向き合いながら成長する姿を描いた人間ドラマ。

前評判どおりに、いい映画だと思えた。

葬儀の一環として済まされてしまう「納棺」も、こうしてみるとより敬虔なものであるべき
なのだと改めて感じる。

時にコミカルであり静謐であり、本木雅弘さんの演技も去ることながら脇をかためる
山崎努さんや、笹野高史さんらのベテラン勢が素晴しかった。

*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*

途中から、鼻をすする音が聞こえてきだして、隣の女性やめずらしく夫も涙している様子。
終わってから私が泣いていないのを知り、夫に「あれで泣かないのは冷血人間だ。」
といわれてしまった^^;

以前、叔父の葬儀があったとき、近代的な火葬場に目を見張り、そこで収骨の
お世話を取りしきっていたのが若い女性だったのも私としてはカルチャーショック
だったので、葬儀事情も年々、変わってきているのだと実感したのを思い出していた。

そして、自分が送る立場になってしまったら、こんな納棺師さんにお願いしたいものだ
とは思うが、送られる立場だとしたら事務的かつ流れ作業的に、さっさと済ませて欲しい
と思ったりしながら観ていたのだ。

冷血人間もいろいろ考えながら観ていましたから(ーー;)

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あおぞらさま
********************
泣かせるのが目的の映画は私も敬遠するのですが
この映画はなぜか客観的に観てしまいました。

そうですね、気楽観れるこれぞ娯楽映画!って
いう映画だとほっとしますね^^;
azami 2008/09/21(Sun)21:09:41 編集
私はこういう映画は絶対に映画館では観れません。
たぶん終わってからも涙で外に出られないと思います。
映画館では気楽なアクションものしか観ません。
あおぞら URL 2008/09/21(Sun)15:52:31 編集
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