もの思う
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瓦礫が撤去され車が通れるようになり、救援物資も届き、少しずつ
復旧が進んでいる中、まだ多くの行方不明の方たちがいて、
取り残された避難所の人方たちや半壊の自宅で生活を余儀なく
されている方たちには救援が届かない。

そして毎日のように数値が変わる原発事故の被害の拡散。
新聞のコラムにもあったけれど、こんなにも人間の手に負えないもののを
なぜ生み出したのか、使用したのか。

エコと称して、電気がもてはやされ家電はもちろん車までも電気使用の今、
こんなこともなければ、考えることもしない自分も情けないと思う。


お天気が安定せずに延ばし延ばしにしていたが、先日帰省してきた。
前日もまだ雪が降っていたので峠を避けて、小樽回りで走ることにした。
小樽でお土産のお菓子を買うが、いつもの観光バスの姿はほとんど見かけ
なかった。
ニセコで野菜、少し戻って喜茂別の湧水の里のお豆腐など母に頼まれた
買い物をしつつ、7時間かかって実家に到着。
 羊蹄山
雪の羊蹄山は凛々しく


実家は津軽海峡に面した小さい集落で、たどり着くまでの小高い山を切り崩した
海岸線が続く。
海は凪いで輝いていたが、時化て波が高くなれば、道路に波しぶきが上がるような
ところだ。

運転しながらもし今、この海が膨れ上がれば、逃げ道もないし、ひとたまりもなく
呑み込まれるのだろうと想像してしまう。

実家にしても道路を渡れば海。20メートルもない。
こんな土地はいたるところにあり、そこに住んでいる人たちは皆、この津波の
被害は他人事とは思えずにいるだろう。



 

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避難所生活にも格差が生じているようですね。
道路も少しは復旧してるようですが小さな避難所にはまだ物資が不足してるとか、何とかならないのでしょうかね。
平凡に生活できることの幸せをかみしめているところです。
あおぞら 2011/03/28(Mon)18:05:49 編集
Re:Re:帰省 その1
まだ救援物資などが行きわたらない避難所などが映し出されると、
テレビ局の人、そこまで行ったなら、何か届けてあげて!と
思わずにいられません。

何もできない自分がもどかしいです。
【2011/03/29 11:15】
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