もの思う
瓦礫が撤去され車が通れるようになり、救援物資も届き、少しずつ
復旧が進んでいる中、まだ多くの行方不明の方たちがいて、
取り残された避難所の人方たちや半壊の自宅で生活を余儀なく
されている方たちには救援が届かない。
そして毎日のように数値が変わる原発事故の被害の拡散。
新聞のコラムにもあったけれど、こんなにも人間の手に負えないもののを
なぜ生み出したのか、使用したのか。
エコと称して、電気がもてはやされ家電はもちろん車までも電気使用の今、
こんなこともなければ、考えることもしない自分も情けないと思う。
お天気が安定せずに延ばし延ばしにしていたが、先日帰省してきた。
前日もまだ雪が降っていたので峠を避けて、小樽回りで走ることにした。
小樽でお土産のお菓子を買うが、いつもの観光バスの姿はほとんど見かけ
なかった。
ニセコで野菜、少し戻って喜茂別の湧水の里のお豆腐など母に頼まれた
買い物をしつつ、7時間かかって実家に到着。
雪の羊蹄山は凛々しく
実家は津軽海峡に面した小さい集落で、たどり着くまでの小高い山を切り崩した
海岸線が続く。
海は凪いで輝いていたが、時化て波が高くなれば、道路に波しぶきが上がるような
ところだ。
運転しながらもし今、この海が膨れ上がれば、逃げ道もないし、ひとたまりもなく
呑み込まれるのだろうと想像してしまう。
実家にしても道路を渡れば海。20メートルもない。
こんな土地はいたるところにあり、そこに住んでいる人たちは皆、この津波の
被害は他人事とは思えずにいるだろう。
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