お盆の帰省 その2

母を乗せて買い物などして、お盆の準備終了。
夕方、函館に到着する夫を迎えに行くことになっていたので、早めに出て
函館道立美術館で公開展示されている「夷酋列像」を見に行った。

1789年アイヌによる大規模な反乱（クナシリ・メナシの乱）の平定後、松前まで
護送されたアイヌの酋長や長老ら12人を描いたとされる「夷酋列像」だが、
まず目を惹くのが、豪華な衣装だ。
絵の緻密さはともかく、いかにもお仕着せと思われる衣装と靴に違和感があり、
この絵が描かれた背景が窺われる。

目当てがこの「夷酋列像」だったのだが、同時に開催されていた滝平二郎展も
見応えがあった。
私がもっている絵本は「花さき山」。
私が・・というより、息子が小さい頃に入院していて、保育園の先生がお見舞いに
持ってきてくれたのが、この「花さき山」の絵本だった。
先生が好きな絵本だから、と言ってたのを覚えている。
息子よりは私のお気に入りとなってしまったけど。


この日の夜、実家方面では中学校の同期会が開かれていた。
前回に引き続き、今回も欠席の返事を出していたのだけど、二次会への誘い
の電話やらメールがあった。

すでに実家に停めてあった車を目撃されていて、私が帰省してるのもバレてると
いうことで、二次会から出席。
何十年も会っていない人たちも多かったのに「変わってないね～。」って。
変わってないはずないのに、みんな優しかった(^_^;)
今回も出席率が高く、みんな楽しそうだったし、結束の固さは田舎ならでは
のものかも知れない。
柄にもなく、懐かしさも大事にしていこうと思った日だった。


函館山




五稜郭タワー


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