もの思う
川島康夫:著 柏艪舎
<昭和37年、真冬の大雪山に挑んだ北海道学芸大学函館分校山岳部の
メンバーが遭難した事件の真相を描くノンフィクション。遭難事故から
ただひとり生還した野呂幸司氏が、遭難事故の全貌とその後の人生を語る。>
若者たちが次々と力尽きていく様子が克明に書かれており胸が痛む。
ひとりだけ生還し、そのときから黒い十字架を背負いながらも前向きに
生き続ける野呂さんの人生も書かれている。
初夏に美しい花が咲き、清清しい景色を見せてくれる大雪の山々も、
冬にはあっけなく人の命を呑み込んでしまう厳しい姿になる。
今だ痛ましい遭難事故が後を絶たない。
どうか自然を侮らないで欲しい。
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