もの思う
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「バベル」を観た。
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「バベル」
製作:2006年 アメリカ
監督:アレハンドロ・ゴンザレス・イニァリトゥ
出演:ブラット・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司、菊地凛子
モロッコ、メキシコ、アメリカ、日本を舞台に、ブラッド・ピット、役所広司らが演じる
キャラクターが、それぞれの国で、異なる事件から一つの真実に導かれていく
衝撃のヒューマンドラマ。

話題になったのを知っているが、ケイト・ブランシェットも出てるんだ・・
という理由だけで、内容をほとんど把握せずにレンタルして観た。

たとえば「21グラム」「めぐりあう時間たち」のように、パズルをつなぎ合わせて
いくような展開はけして嫌いではなく、この二本に関していえば、かなり好きな
映画である。
が、「バベル」は・・どうにも展開に無理があり、この俳優陣で、これ?という感想
しか持てない。

日本の親子(役所広司と菊地凛子)にまで、展開させる理由はあったのか?
菊地凛子さんがあんなに脱いだり見せたりしなければ表現できないもの
だったのか??

私としては、残念な映画だった。



なんかすっきりしないので「めぐりあう時間たち」を、また観てみた。
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「めぐりあう時間たち」
原題:The Hours
製作:2002年 アメリカ
監督:スティーヴン・ダルドリー
出演:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ


久しぶりに観たら、やっぱり惹きこまれてしまった。

これは映像の美しさや展開の巧みさもあるが、三人の女優の演技力の圧勝だろう。
三人とも好きだけれど、とくにメリル・ストリーブの表情やしぐさが素晴しい。


どちらも好みがはっきり分かれてしまう映画だと思うが。

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