もの思う
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「フィンランドはどこですか?」
谷山浩子
(2007.11.07発売)



谷山浩子さんのアルバム「フィンランドはどこですか?」には中島みゆきが
詞を書いた 雪虫 Whisper が収録されている。

最初は作詞作曲ともみゆき様と思って聴いてしまったので、詞に合わせた
はかなげな旋律が、どうしても「I Lave You、答えてくれ」を歌うみゆき様と
同一人物とは思えなかった^^;

その後、みゆき様は作詞だけと知ったので妙に納得。
しかし、その詞もとてもはかなげなのだ。

補いあえばいいものを 二人歩きはおぼつかぬ
<雪虫 Whisperより>

静かに聴いていると心にじわっと沁みて、知らぬ間に涙が流れている。
なので通勤途中にipodから流れてしまうと、泣きながら職場に行く羽目になる。

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12月だから雪がないのが不思議。
一夜で白の世界になる。

通勤途中でみかけた小学生のグループはお約束の雪球投げだとか
雪の中にわざと倒れこんでみたり(笑)
元気でなにより。

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「神々の山嶺」(上・下巻)
著:夢枕獏 
集英社文庫

「神々の山嶺」を読んだ。
これはくろうささんもblogに載せてた本だ。

伝説の男と言われる羽生丈二が、エベレスト南西壁冬期無酸素単独登頂に挑む。
そしてその羽生丈二を追うカメラマンの深町誠。

久々にドキドキしながら本を読んだ。
冬山の描写に身体は凍え、自己との葛藤では息苦しさを覚えながら、一気に読み終えた。
当然、テレビなどでしかみたことのないエベレストをじかに見上げている気分にさせてもらえた。

夢枕氏のあとがきには「どうだ、まいったか!」。
本編からあとがきまで痛快である。

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「carmen・カルメン」
製作:2003年 スペイン、イギリス、イタリア合作
監督:ヴィセンテ・アランダ
出演:バス・ベガ、フアン・アレキサンデル、グレアム・ブラッドストリート
時間:118分
オペラとしても有名なプロスペル・メリメの原作をリアルに映画化した文芸エロス。
自由奔放なジプシー・カルメンに誘惑された純粋な兵士・ホセは、次第にその愛に溺れていく。
<データベースより>

オペラで有名なカルメンだが、映画はどんな感じかと観てみた。
データベースによると「文芸エロス」などと書かれているが、そうでもない。
ホセが性悪女とは知りつつ、カルメンの虜になっていく様子がなんとも哀しく
そして腹立たしい(ーー;)

この映画ではカルメンのよさが一切みられなかったが、ほんとうに気まぐれで
妖艶なだけの性悪女なのだろうかと疑問を感じた。
カルメンの気持ちはどこにあるのだろう。

この映画を観ていて、中島みゆきの歌が頭でリフレインする。

た・わ・わ お前を殺したい
た・わ・わ あいつを盗らないで
<中島みゆき 「た・わ・わ」>

私は生まれつき妖艶とか豊満などというものとは無縁であるので(自爆^^;)
このホセのように自滅する男を理解しがたい。
そして何故、これほどにカルメンがもてはやされるのかも疑問だ。
(・・・これを嫉妬とも呼ぶけど。)


昨日は大通のクリスマスミュンヘン市にちょっとだけ寄ってみた。
雪もなく穏やかなお天気のせいか、たくさんの人出。

イルミネーションも綺麗だった・・が、ミュンヘン市で行なわれていた
ライブの音にも負けず、大きな木の枝でたくさんのムクドリがさえずって
いた。
夜の鳥の声って、なんか奇妙な雰囲気・・・。

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さて、今日の日曜日は寝ても寝ても頭がボーッとしたまま。
単に寝すぎのせいだとは思うのだが、どうにも身体が動かず・・。
ダラダラと本を読んでみたりしているうちに夕方になってしまう。
12月の休日がこんなことでいいのか・・・自己嫌悪である(ーー;)

なんだかイライラすることが多く、そんな自分が嫌で今度は鬱々・・。
きっと微妙な年頃のせいだと思うことにしているが、ついつい考えることが
ネガティブになってしまう。

ふと、自宅の壁に無造作に張られた絵に目が留まる。
10月に遊びにきたチビちゃんが初めて私を描いてくれるというので、
「キレイに描いてね、若く描いてね」と注文をしてたら、「まだ5歳だから」
と娘にたしなめられた。
そうそう、5歳になりたてだった^^;

絵の中の私はありがたいことに笑っている。
怒っている顔じゃなくてよかった・・・。


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小さい孫の描いた絵や写真をなどを、ベタベタ壁に張るのは最小限にして
いるが、これはちゃんと貼って、せめて不機嫌にならないように気をつけなければ。




一昨日の夜、ズキッ・・と頭痛が始まった。
なんかいつもの頭痛と違うし嫌な感じ。
案の定、朝になってもズキズキと痛み、鎮痛剤を飲んで職場に向かったが、
なんだか熱っぽいので大事をとってお昼で早退してきた。

が、帰宅して熱を計っても平熱より低いし、食欲もあり。
とりあえず風邪薬と栄養ドリンク剤を飲んで寝たら、夕方には回復。
少し頭の重い感じはしたが、今日も普通どおりに仕事をしてきた。

あんなに痛かったのになんだったのかなぁ・・・(ーー;)

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☆スヌーピー大集合!・・・といっても私のではありません(念のため)



12月に入ったので、そろそろ年賀状・・、そろそろプレ大掃除・・。
気持ちはあったのだけど、中途半端に休日は終わる。

「ベルバラダイエット」なるお茶を頂いた。
ローズヒップベースのハーブティーらしい。
ダイエット・・って、痩せるのかもと期待しながら飲んでみると
へんな甘みがなくて、すっきと飲みやすい。
(私はステビアが苦手)
これはいいかも♪

時々、雪のちらつく窓の外をみながら優雅にティータイム。
だけど、ケーキを食べながらダイエットティーって、かなり矛盾・・^^;

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明日も雪かな・・。

「愛は静けさの中に」を観た。

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製作:1986年 アメリカ
監督:ランダ・ヘインズ
出演:ウィリアム・ハート、マーリー・マトリン 
収録時間:119分

聾学校に赴任してきた教師、ジェームズと心を閉ざした聾唖のサラとのラブストーリー。

真面目な映画を観た、という印象。
マーリー・マトリンがとにかく美しく、そして手話のスピードの速さに目を瞠る。
ハンディキャップを乗り越えて・・というテーマの映画には思えなかった。
ハンディキャップのあるなしに関わらず、お互いに相手を尊重し合う愛し方の
難しさと素晴らしさを感じた。


実は昨日、職場でちょっと気になることがあり引きずっていたけど、
周囲で気を遣ってくれる人もいて(気のせいかも)平静になれた。
些細なことで苛立つのは驕りがあるからだ。
謙虚さを忘れないようにしなければ・・・。


さすがに3連休は気持ちにゆとりがある。

ゆっくりと起きて、午後からは久々にお友達と円山方面をウロウロ
しながらのお茶会。
年齢も生き方もそれぞれながら、話は尽きない。

また行きたいと思いながら、なかなか行けなかった甘味処のお店にたどり着く。
古い日本家屋を利用したお店は隠れ家のような佇まい。
内装は趣があり、テーブルなどに置かれた小物もさりげなく粋な心配りが
感じられる。
意外に男性客も多くて、なんだか嬉しい・・(^^)

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ぜんざい美味しかった~♪


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