もの思う
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今日はこの夏一番のむし暑さだとのこと。確かに不快指数が高い。

そんな中、暑い甲子園で道民の希望の星、駒大苫小牧が頑張っている。

職場は、苫駒の試合に限りラジオがOKとなるので、仕事をしながらも耳はダンボ状態。

なにごとも最後まであきらめてはいけないのだ、と教えられる。

彼らは、普段、野球に興味のない私のようなおばさんにも愛と勇気を(?)与えてくれる。

ここまできたら勝ち負けよりも、全力を出し切って欲しいものだ。
二週続けて道南の実家へ行く。もちろん今回はお墓参り。

毎度のことながら、何故、お盆は帰省しなければいけないという
慣習があるのだろうと罰あたりなことを考えている。

仕事で疲れたからだにムチ打って、渋滞を承知での長距離移動。
気持ちがあれば、お盆に限定することなく先祖を思うことができるのではないか。
・・なんて、古里で待つ身になれば、こんなことは云えないのだが・・。



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昨年に引き続き、氷川きよしくんのコンサートへ行って来た。
といっても私は母の付き添いである。

氷川きよしくんのファン層は幅広いが、圧倒的に多いのがおばさま層。
客席は黄色い声が飛び交い(黄色か??)それはそれは賑やかである。
おばさまのアイドル、きよしくん。これからも母を初め、おばさまたちに
夢と希望を与えて続けて欲しい。


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珍しく夜更かしをしていたとき、Tさんから今夜の月はきれいだとメールが届く。
どれどれとカーテンを開けると煌々とした月が浮かんでいた。

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まるで自らが光を放っているような妖しいまでの輝きに、心の闇まで
暴かれそうで動揺する。


月の降る夜は 水面に白菊が咲く
涙溜まる掌 ひとつ白菊が咲く  
<「白菊」by中島みゆき>


・・こんな夜更けにベランダでカメラを構えている私もかなり怪しい・・。
連日の真夏日。

本州の37℃だとかは想像できない世界だが、まだ北海道の真夏日なら
つらいとも思わず過ごせる。
ただ、気温が高くなると憂鬱なのが冷房。
冷房の風にあたるとたちまち肩から首筋が固まり頭痛が始まり、
そのうち倦怠感や吐き気が続く。
なので気温が高い日は仕事にもスーパーにも行くのが憂鬱だ。

どうしてみんな冷房で気持ち良さそうにしているのか不思議である。
暑いほうが楽な私って虚弱体質・・?(ーー;)
今日は七夕らしい・・というのも、長年住んでいた道南では7月7日が
七夕なので、旧暦の七夕にまだ馴染んでいない。

しかも今日、とあるお店で子供たちが回っている歌を聞いてびっくり。
「ローソク出せ、出せよ〜、出さないとかっちゃくぞ、おまけに食いつくぞ。」と、
聞こえる。
多少の違いはあるかも知れないが、なんとも物騒な言葉である。
函館地方は「竹に短冊、七夕まつり、大いに祝おう、ローソク一本ちょうだいな」と、
まだかわいい。
札幌のこの物騒な歌詞。小さい子供ならまだかわいいものを高学年になるような
男の子が歌うとなんだか嫌な感じがするのは私だけか?

子供にとってはお菓子を貰える楽しい行事かも知れないが、ローソクを貰っても
誰ひとり喜ぶ子供のいない時代に、この習わしも残さなくてはいけないものなのだろうか。
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今夜の月は赤い。
まるで真っ二つにされた心臓みたいだ。
・・いや、半分しか見せないもしくは半分隠している誰かの心のようだ。
作家の吉村昭氏の訃報をニュースで知った。
その後すぐに、私に吉村氏の本を教えてくれた方から吉村氏の訃報に
ついてのメールが入る。

吉村氏の小説は記録小説とも云うらしい。
綿密な取材と膨大であろう資料に基づいての小説は飾りがなく淡々と進み
感情を抑えた分だけ心に訴えるものがある。

私はまず北海道に関する小説を読んだ。
「羆嵐」「赤い人」「夜明けの雷鳴」「北天の星」「暁の旅人」「間宮林蔵」
「「幕府軍艦「回天」始末」」、

そして「ふぉん・しいほるとの娘」や短編集。
現在も次を読みたいという欲求が続いている途中の訃報である。
とても残念だ。

吉村氏のご冥福を祈りつつ、これからも作品を読み続けたい。
今日は大雪山の黒岳へ。
山の仕事をしているTさんが付き合ってくれた。

層雲峡からロープウェイとペアリフトを乗り継ぐと、そこはすでに7合目。
そこから山頂までは約1時間半。
(私の場合はのんびりペースのうえ、お花のガイドをして貰いつつ、
写真を撮りつつで2時間^^;)
山頂から石室までの間には何種類もの高山植物が咲いている。


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120iwahige.jpgkurodake120komakusa.jpgmiyamarindou120.jpg
イワヒゲ             コマクサ            ミヤマリンドウ

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ノゴマ

ノゴマやシマリスが姿を見せ、ナキウサギのかわいい鳴き声が聞こえる。
時間止めていつまでも眺めていたい景色。

登山と往復5時間ほどの運転も、お花モードの頭のままで、さほど疲れも
感じず帰途につく。
のんびりペースの私に付き合ってくれたTさん、ありがとう♪

今年は旭岳、雨竜沼湿原、黒岳とお花モードの景色を堪能でき思いは叶った。
登山経験のある人にはなんでもない場所なのだろうが、私にとっては
「ひと夏の大冒険(?)」だった。
正式名は暑寒別天売焼尻国定公園 雨竜沼湿原。
標高850mの湿原は北海道の尾瀬と呼ばれているらしい。

札幌から登山口のゲートパークまで車で約2時間。
登山口から湿原まで約2時間。
これが急勾配が多くて思ったよりもかなりハード。
同行のYさんとAちゃんの足手まといになりながらも憧れの雨竜沼湿原に
なんとか到着すると、そこは別世界のような景色が広がっていた。

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uryuu120watasuge.jpguryuu120hiougiayame.jpg
ワタスゲ           ヒオウギアヤメ        

uryuu120sinanokinbai.jpguryuu120hakusantidori.jpg
シナノキンバイ       ハクサンチドリ

エゾカンゾウ、ワタスゲ、ヒオウギアヤメが咲き乱れる中、3.5Kmの木道を
1時間ほどで一周する。
すでに脚はかなりだるくなっているが、ただただ、この景色を見ることができて
よかった、のひと言に尽きる。

帰りは若いAちゃんに運転を任せて、道の駅などに寄りながら帰途につく。
今回もYさん・Aちゃんに心から感謝♪
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