もの思う
帰省中に暇にまかせてかつての私の部屋に置いてあった佐々木丸美さんの
「雪の断章」を読んだ。
佐々木丸美さんは1975年にこの「雪の断章」でデビューし10年に渡り、ブームにも
なったほどファンを得ていた北海道出身の小説家だ。
当時、私もまだ十代。友人が佐々木さんの大ファンで、私も何冊か読んだ。
北海道が舞台で叙情的ながらミステリーもありで、私は情景描写がとても好きだった。
で、先日読み直してみたところ、そうかこういう内容だったっけ?などと思いつつ読み進み
次第に自分が年をとり過ぎていたことを思い知ることとなる。
ろまんてぃっくというか、ふぁんたすてぃっくすぎるではないか・・・(笑)
そう、なぜか平仮名表現がぴったりな感じで。
実家には私が読んでもいない佐々木さんの小説が何冊か並んでいる。
息子が一時はまり、中古本を集めたらしい。
どう考えても少女向けだと思うけど・・・・いいんだろうか・・(ーー;)
ちなみに佐々木丸美さんは2005年に亡くなり、愛好家の要望によって全著作の復刻が決定、
2006年に「雪の断章」が配本となったとのこと。
正直なところ、さすがに今はもう感動はできないけれど、とても懐かしい気分にさせて貰った。
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