もの思う
著:平松洋子
出版社:新潮社 (単行本)
大切なことは、いつも台所でかんがえる。
昭和のあのころ、母がつくってくれたご馳走。ごはん炊き修業。だしの頼もしさ。
塩かげんの極意。アジアの家庭で出会った味。ひとりぼっちの食卓。春の昼酒。
――嬉しいこともせつないこともみんな、食べることと結びついている。
ささやかでいとしい幸福の瞬間を鮮やかに描き出す、台所をめぐる十七のエッセイ。
*****************以上、出版社の商品説明より***********
お借りして読んだ。
私は俗にいう食道楽でもないし、けしてお料理好きではないけれど、この本のおかげで
食については「目からウロコ」かもしれない。
生きていく上で食は基本だと思う。
だからといって著者の平松さんは、けしておしつけがましくなく、小気味いいテンポの
語り口はむしろ楽しく、ときにはしんみりと食にかかわる事柄を伝えてれる。
読後はじんわりと温かい気持ちになった。
多分、この先ずっと寝たきりにでもならない限りは台所から離れることはないだろう。
ならば義務感だけではなく、楽しく台所に立ちたいものだ。
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